髪の毛の「軟毛化」は危ない!
【放置すると薄毛になる可能性大】

髪の毛の軟毛化

軟毛化とは、「髪の毛が細くなる現象」のことです。

そもそも軟毛って?

髪の毛は18種類のアミノ酸が結合したタンパク質です。

髪の毛を構成するアミノ酸の中で一番多い「シスチン」は、硫黄と化合した含流アミノ酸の一種で、このシスチンを多く含む毛を「軟毛」と呼び、逆に少ない毛を「硬毛」と呼びます。

難しい話になりましたが、簡単に言うと

  • 柔らかく細い毛が「軟毛」
  • 硬く太い毛が「硬毛」

です。

軟毛化は、薄毛のサイン

髪の毛はヘアサイクルによって生えたり抜けたりを繰り返しています。

男性の髪の毛は正常なヘアサイクルでは3~5年間伸び続けますが、ヘアサイクルの異常が原因で、長く太く成長する前に抜けてしまうことがあります。

抜けた毛は新しく生えてきますが、その毛もまた成長段階で抜けてしまうため、常に細い頭髪が生えている状態になります。

軟毛化した毛が増えれば増えるほど、頭皮は透けて見えるため、軟毛化は薄毛のサインになります。

ヘアサイクル異常の原因は「AGA」

男性の薄毛の約9割はAGA(男性型脱毛症)によるものです。

AGAになると、男性ホルモン「テストステロン」が「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変化して、髪に有害な「TGF-β」を産生します。この「TGF-β」は正常なヘアサイクルを阻害して、髪の成長期を短縮する作用があるため、髪が成長する前に抜け落ちてしまいます。

つまり、男性の髪の毛が軟毛化すると、AGAが進行している可能性が極めて高いと言えます。

AGAを治さない限り、軟毛化は止まらない

AGAによって成長期がどんどん短縮されますので、軟毛化した髪の毛が行き着く先は「産毛」です。

軟毛化を止めるためには、AGAを治してヘアサイクルを正常化することが重要です。

しかし、このAGAは厄介な症状ですので「治す」方法は限られています。

以下の詳細ページで詳しく解説していますので、ご覧下さい。

AGA対策2STEP解説


髪の毛の知識「軟毛化」の項目へ戻る

このページの先頭へ